大毘盧遮那はサンスクリットMaha-Vairocanaの音訳で、「遍照光明」(あまねく照らす光)という意味です。大毘盧遮那禅林は仏法を拠り所として修行する団体です。

当禅林は、ご本師である釈迦牟尼仏の「宇宙の真の実相を明らかにし、人生を安らかに 楽しく過ごすための方法を教え示す」,という教化の精神を奉じ、仏教経典である大蔵経を教材としてお経を深く掘り下げ、お経の境地深くまで入っていきます。また、禅の動態的・静態的な訓練カリキュラムを通して、仏陀の「開、示、悟、入」(明らかにする、示す、悟る、悟りすます) という宇宙の実相の教えを身をもって証としていきます。

禅林は、順序に従い徐々に進むカリキュラムによって、一人ひとりの衆生がそなえる仏陀と等しい自性の光明と無量の智慧を開くとともに、自覚的、自省的に衆生及び世間に利益をもたらし仏法のそなえる無限の光明をもって時空を超越し、宇宙法界を遍く照らしたいと願っています。